終身タイプの保険は、保障がずっと続くことが最大の特徴です!
保険を検討するときに、通常最も注意を払うポイントは、「保険料はいくらか?」ということと「保険金額はいくらか?」ということではないでしょうか?
しかし、保険料と保険金額のほかにもう1つ、とても重要なポイントがあります。それが「保険期間」です。
こんなふうに、必要な保険が途中で切れてしまったら困りますよね。
終身タイプが重要な理由
保険期間が一生続く終身であるか、途中で終わる定期であるかはとても大きな違いがあります。
あなたやあなたの家族が保障を必要としている期間を、保険がもれなくカバーしてくれるかどうかという点で、保険期間はとても重要なのです。
どんな使い方があっているか
それでは、終身タイプの保険の最も効果的な使い方を考えてみましょう。終身保険は「途中で保険が切れない」ということが最大の特徴なので、その点をいかした使い方をすべきです。
つまり、「必ず起こるが、いつ起こるかわからない。今かもしれないし、遠い将来かもしれない」そんな事柄に関して必要な保障を終身タイプの保険で準備するとよいでしょう。例えば以下のような事柄が該当します。
ここまでのお話で、保険期間が終身だからこそ役に立つということがおわかりいただけたと思います。医療保険については基本的に保険期間が終身のものをお選びいただければよいのですが、生命保険の終身タイプすなわち終身保険については、商品性が異なるいくつかの種類があります。保険を選ぶ際には、この種類の違いをわかっておいた方がよいので、基本となる終身保険以外でよく売られているものを紹介しておきます。
終身保険の種類
種類 | 商品概要 |
---|---|
積立利率変動型終身保険 | 運用実績がよくなると保険金や解約返戻金が増加します。一度増加したら減少することはなく、加入時の保険金は最低保障されるので、リスクを抑えて将来の金利上昇を期待するタイプの保険です。 |
変額終身保険 | 運用実績によって保険金や解約返戻金が変動します。運用成績により増加の可能性も減少の可能性もあります。ただし、保険金については加入時の設定金額は最低保障されます。 |
低解約返戻金型終身保険 | 保険料払込期間中に解約した場合の解約返戻金の額を通常の終身保険よりも低くして、保険料を割安にした終身保険です。保険料払込終了後は解約返戻金は通常の額に戻ります。 |
終身保険の貯蓄性
終身保険には貯蓄性があり、保険料の払い込み終了以降は、保険料支払総額よりも解約返戻金の額が大きくなってきます。(変額終身で運用成績が悪い場合は除く)
死亡保障のために加入していたとしても、老後にその必要性がなくなってきた場合は、解約して生存中の生活費などにあてることもできます。ファイナンシャルプランナーとして、そのような活用法を視野にいれた提案をする場合もあります。ただし、終身保険の本質は、やはり保障が終身である(ずっと続く)ということなので、その点は見失わないようにすべきです。
保障が必要な保険期間をふまえて、終身タイプの保険を有効活用しましょう。より詳しい選び方については私たちFPにお任せください!
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